【完】それでも、あたしは君が好き。





「あ、愛結!」



通り過ぎた時後ろからあたしの名前を叫ぶ比呂。
あたしは振り返った。



「……三汐いいやつだから」



そう一言言うと比呂は家へ入った。



なんなの……?
陸はいい人なんてもう知ってるよ。


なのに、どうしてそんなこと言うの…?



あたしの事なんか関係ないのに。




比呂…は何がしたいの………?



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