【完】それでも、あたしは君が好き。
「わっ…物凄く美味しいっ!
木崎くんすごいっ!」
「…そんな褒めんなよな。照れるだろ」
そう言って私から目を逸らす
木崎くん。
ふふ、顔真っ赤………
………こんな時間が長く続けばいいな。
って……ずっとこのままなはずはないよね…
「美味しかったあ!ごちそうさまっ!」
「ちょっと失敗したかなって
思ったけど思ったより美味かったな」
「あ、片付けは私がするね」
「ありがと…」
私は食器をすべて下げて
洗い物をした。