【完】それでも、あたしは君が好き。






もうすぐ授業始まっちゃうのに……


なんて思いながらも向かったのはトイレ。





「はぁ……」



ため息をこぼしながら
比呂に撫でられた頭を触った。




「……っ」




胸が少し痛み鼻の奥がツンとした。




でも、泣いたダメだ…っ



泣かない。絶対に……っ





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