【完】それでも、あたしは君が好き。
「…ねぇ、木崎くん!
この服どう?似合う?」
……西山さんは凄く純粋で可愛い……
あたしは西山さんの言葉に
そう感じた。
「…うん…いいんじゃない…?」
比呂……
そう、だよね…?
彼女だもんね……
何ショック受けてるんだろう……
「え?何て?」
「似合うよって言った。」
………絶対…
あたしが比呂の隣に、
そんな近くにいたら、
比呂の言葉を絶対に聞き逃したりしない。
絶対に……!