【完】それでも、あたしは君が好き。




「いってきまーす!」


彩音はそう大声で叫び、
家を出て行った。


あたしはベッドで横になったまま。


とりあえず莉生ちゃんには
SNSで、休むことを伝えた。



「…何しようこれから。」



寝ているだけじゃ
つまらなくなったあたしはそんなことを考えた。



でも、いつの間にか
眠ってしまったようで。


気づいた時には
お昼を回っていた。





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