【完】それでも、あたしは君が好き。




「…寝ちゃってた…
お昼食べよ。朝何も食べてないし…」



あたしはそう思い1階に降りて
お昼ごはんを食べた。


彩音が作ってくれたであろうお弁当を。




――――ピーンポーン……



お昼を食べ終え、
食器を洗っているとチャイムが聞こえた。



「……はい…」


「…大丈夫か?愛結。」


ドキッ!


「ひ、比呂……学校は…」


「抜けてきた。」



玄関の外に立っていたのは
比呂だった。



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