【完】それでも、あたしは君が好き。




「……愛結……」


「お願い……」


「…っ分かったよ。
ごめんな…?愛結。」



そう言った比呂はあたしの家から出て行った。



比呂、困った顔をしてた。


心配してくれてた…


ごめんなさいというのは
あたしの方だよ。



自分の気持ちのために、
比呂の想いやりをあたしは受け入れなかったんだから。



ほんとにごめんなさい…

比呂…



好きでごめんなさい…






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