Kissから始めよう
「言わない方が後悔してたと思います。」
ニコニコしながらそう伝えた。
だって離れたくない。
初めての恋でもないのに、何故か経験のないトキメキが溢れてくる。
「可愛いこと言うね。後で可愛がってあげるよ。」
…え、え?
「こんなおっさんが良い歳して若い子にのめり込んで…って思われるだろうな。」
雄輔の左手が和佳奈の右手を捉えた。
「可愛い和佳奈が悪い。責任持っておっさんの相手しろよ。」
笑う彼の表情はとても穏やかで。
こんな時間がいつまでも続けばいいな、なんて思っていた。
ニコニコしながらそう伝えた。
だって離れたくない。
初めての恋でもないのに、何故か経験のないトキメキが溢れてくる。
「可愛いこと言うね。後で可愛がってあげるよ。」
…え、え?
「こんなおっさんが良い歳して若い子にのめり込んで…って思われるだろうな。」
雄輔の左手が和佳奈の右手を捉えた。
「可愛い和佳奈が悪い。責任持っておっさんの相手しろよ。」
笑う彼の表情はとても穏やかで。
こんな時間がいつまでも続けばいいな、なんて思っていた。