Kissから始めよう
③
梶課長はお酒を飲んでなかったようだった。
課長の車に乗せられウチまで送ってもらうことになったのだ。
「すみません。」
「いや、いいよ。帰るいいキッカケになったし。」
車をスムーズに走らせ街中を抜けて行く。
黒のセダンは彼らしいセンスだった。
車内は課長の香水だろうか。
ムスクのような香りがしていた。
「お酒、弱いんだね。強いのかと思ってた。」
「全然です。慣れもないし・・・好きじゃないんです。」
そう言うと再び目を閉じた。
課長の車に乗せられウチまで送ってもらうことになったのだ。
「すみません。」
「いや、いいよ。帰るいいキッカケになったし。」
車をスムーズに走らせ街中を抜けて行く。
黒のセダンは彼らしいセンスだった。
車内は課長の香水だろうか。
ムスクのような香りがしていた。
「お酒、弱いんだね。強いのかと思ってた。」
「全然です。慣れもないし・・・好きじゃないんです。」
そう言うと再び目を閉じた。