Kissから始めよう
・・・雄輔さんと一緒にいられるならそれもいいかも。

いい加減いい歳して嫁にもいかない娘を心配していた両親に、いい報告が出来るかもしれない。


えへへ、と空想しながらにやけていたら、戻ってきた雄輔が不思議そうに見たいた。


「和佳奈?」

「あ、ごめんなさい。」

小走りで近寄るとにやけた顔を元に戻そうと頬に手を当てた。


「じゃぁ、帰ろうか。」


手を繋いで車に戻る。


< 120 / 236 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop