Kissから始めよう
「私って案外簡単な人間なのかも・・・。」


そう呟いた時、彼の瞼が上がった。

「ん・・・」

腕を上げ自分の目の上に置く。

「何時・・・」

「あ、今6時になるとこです。」

身体をくるりと回してうつ伏せるとまた寝入ってしまったのか、動かなくなってしまった。



「ふふふ・・・疲れてるんですね。」


そっとベッドから抜け出しバスルームに駆け込む。


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