Kissから始めよう
「今はどこで何をしてるのかすら知りません。
でも彼は私がこの会社に勤めていることを知っています。
・・・いつまた現れるか分からなくて・・・。
毎日不安だった。」


でも今は、違う。

「今は雄輔さんが側に居てくれる。
美来さんとこのはさんという友達も出来た。
近くのお店のマスターにも良くしてもらってる。

毎日が楽しいです、雄輔さんのお陰です。

私がこのはさんと仲良くしたら・・・辛いですか??」


一番聞きたかった事を口にした瞬間、自分の心臓がドクリと強く脈打つのがわかった。


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