Kissから始めよう
⑤
「美来ちゃん、終わった?」
経理課を覗くと美来の側に瀬戸がいた。
「あ、和佳奈さん。」
「おう、今日なんかハデにやってたなぁ。」
・・・ハデに?
何かやったっけ?
「梶さんってやっぱ凄いよなぁ。
色男は何やってもカッコ良くこなすから羨ましいよ。」
あ・・・。
和寿とのことだ。
「誰かに聞いたんですか?」
「いや、見てた。たまたま営業から帰ってきたトコだったんだ。
婚約者、だってな。
良かったな。あんなにハッキリ言うとなると、思いつきとかじゃないって感じだな。」
経理課を覗くと美来の側に瀬戸がいた。
「あ、和佳奈さん。」
「おう、今日なんかハデにやってたなぁ。」
・・・ハデに?
何かやったっけ?
「梶さんってやっぱ凄いよなぁ。
色男は何やってもカッコ良くこなすから羨ましいよ。」
あ・・・。
和寿とのことだ。
「誰かに聞いたんですか?」
「いや、見てた。たまたま営業から帰ってきたトコだったんだ。
婚約者、だってな。
良かったな。あんなにハッキリ言うとなると、思いつきとかじゃないって感じだな。」