Kissから始めよう
「じゃぁ俺は独りでもいいってのか。」

「違うわ。和寿はいつだって女の子と一緒だったじゃない。
きっとその中に和寿の心をわかってくれる女の子がいると思うの。

彼は・・・雄輔さんは違う。

独りで居ることを覚悟して今まで生きてきた人なの。
孤独でもいいと・・・だから私!」


きつく抱きしめていた腕が緩む。


そっと離れた身体。
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