Kissから始めよう

「こうして年甲斐もなく和佳奈と繋がりたいと毎日思う。
仕事にならなかったよ、最初の日は。」

今しがた着たばかりのパジャマをゆっくりと脱がされる。

現れた白い肌は、ほんのりと薔薇色に染まっていた。



「だからってわけじゃないけど。
これからの時間、全部俺にくれないか?」

真っ直ぐに見つめられて。

それって、その言葉って。


「おい、プロポーズしてるのに固まるなよ。」

「だ、だって!」

やっぱりそうなの?

プロポーズ、なの?



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