Kissから始めよう
「そうか。俺は和佳奈をずっと見てきたけど。
仕事はかなり出来るよな。
お前に助けられてる感はかなりある。

でもプライベートは明かさない。


だから気になった。」


そう言って私の髪を耳に掛けた。

「でも・・・雄輔さん、失恋したてって・・・」

「まあね。それは本当。
ずっと見てるだけでいいって思ってた子がいてね。
・・・取られちゃったんだ。
っていうか、貰われるべき人に貰われていった、って感じだな。」
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