Kissから始めよう
一緒に食事をすること。


1人じゃないのだという安心感。

緊張は最初のうちだけだった。
元々知っているひとだったし、彼には人を安心させる力があるように思えた。

他愛のない会話をして笑い合って。

あっという間に時間が過ぎて行く。


「もうこんな時間か・・・送るよ。」


そう言って、食後のコーヒーを飲み干した雄輔さんは立ち上がった。
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