Kissから始めよう
「いや・・・・」


「和佳奈、俺は正直焦ってた。45にもなって未だブラブラしてて。
仕事は好きだけど頑張ろうって思えるものが何もなかったんだ。


でも・・・和佳奈と付き合うようになって・・・。

毎日が楽しくてたまらなかった。

君の存在が俺にとって何よりも大切なものになってた。」



嬉しい話の筈なのに。


涙が止まらなくて膝を抱えて顔を隠した。



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