Kissから始めよう
「うん…っ」

「和佳奈っ、好きだ、好きだ…」


入り込んできた舌が和佳奈の舌を捉える。


「あ…ぅっ」


「和佳奈…」

ぎゅうぎゅうに抱きしめられて、目眩がする。


「大丈夫だよ…俺はどこにもいかない。」


耳元で甘く囁く雄輔の声が好き。
力強いその腕に抱かれるのが好き。


「和佳奈が嫌だって言っても側にいる。」


フワリ、と横たえられた自分の身体。


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