Kissから始めよう
②
目が覚めたのは、寒かったから。
まだ薄暗い部屋。
隣には愛しい人。
裸のまま、抱きしめあって眠っていたけれど、さすがに12月、寒くなってしまった。
リモコンを手繰り寄せスイッチを入れる。
「ん…和佳奈、起きた?」
寝ぼけ眼の愛しい彼・雄輔がそう言いながら和佳奈の身体を抱き寄せた。
「冷えてる…寒かったのか。」
「うん…だからエアコン入れたの。」
小さな和佳奈は雄輔の腕のなかにすっぽりと埋まる。
「壊しちゃったかと心配になったよ。」
ふわりと笑いながら雄輔はそう言う。
まだ薄暗い部屋。
隣には愛しい人。
裸のまま、抱きしめあって眠っていたけれど、さすがに12月、寒くなってしまった。
リモコンを手繰り寄せスイッチを入れる。
「ん…和佳奈、起きた?」
寝ぼけ眼の愛しい彼・雄輔がそう言いながら和佳奈の身体を抱き寄せた。
「冷えてる…寒かったのか。」
「うん…だからエアコン入れたの。」
小さな和佳奈は雄輔の腕のなかにすっぽりと埋まる。
「壊しちゃったかと心配になったよ。」
ふわりと笑いながら雄輔はそう言う。