Kissから始めよう
駆け足になって課に戻ると、流石について来ないだろうと思っていたのに。



「ね、シカトしなくたってイイじゃん。俺、諏訪 憲剛(すわ けんご)っていうの。
営業だよ、よろしくね。」



デスクにまで付いてきた!!


「いい加減にしてください!!」


つい、大きな声が出ちゃった。
しつこいから、嫌だったから・・・。



「仕事中なんですよ、やめてください。」


そう言って、パソコンをスリープから起動する。


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