偶数ルーレット
「じゃあマサキは?マサキはなんで指名したのよ!」






そう言われた真穂は






「リン君と別れた後落ち込んでる私にこんなことを言ったの。

『リンはモテるからな!お前みたいなクソブス相手にされてねーから落ち込むなって。』

て言って横で爆笑してた。」






「こんなことしてる間にお迎えが来るよね。」







そう真穂が言った瞬間、名前を呼ばれた順に頭だけが吹っ飛んで行った。






その時体育館中に悲鳴が響いた。







うえ・・・。






吐き気がする。














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