風になる
SNSの中でいろんな会話を楽しんでいた二人だったが、あるとき涼也に事件が起こった。
淳也の彼女を自殺に追いやったネット上の人物が涼也に接触してきたのだ。
と言っても、涼也のプロフに足跡つけて、黙って消す・・・というものだったが。
涼也にとっては許せない相手だった。
いたたまれなくなった涼也はそのサイトをやめる旨をたまきに知らせた。そして携帯のメアドを書いたのだ。
すぐに携帯にたまきからのメールが届いた。
「何があったかわからんけど、私で良かったら聞くよ」
涼也「自分でメアド教えておきながら、まさか本当にくれるとは!」
たまき「だって、涼也のこと大好きになってたし」
涼也「俺もたまきのこと大好きになってたから、○リーはやめても切れたくなかった」
そうしてネットの嫌な住人の事を打ち明けて、それからはさらにメールのやり取りが頻繁になった。
内容も更に濃いものになっていった。
話し出すと二人には共通点が多く、話が合うのもなるほどとうなづけることばかりだった。
読んでいる本が同じ。好きな作家、好きなお笑い、好きな映画・・・
ジェネレーションギャップが逆に話を盛り上げた。
解らないことを教えあうことで、話がどんどん広がったのだ。
朝起きてから夜寝るまで、二人の会話は途切れることなく毎日続いた。
淳也の彼女を自殺に追いやったネット上の人物が涼也に接触してきたのだ。
と言っても、涼也のプロフに足跡つけて、黙って消す・・・というものだったが。
涼也にとっては許せない相手だった。
いたたまれなくなった涼也はそのサイトをやめる旨をたまきに知らせた。そして携帯のメアドを書いたのだ。
すぐに携帯にたまきからのメールが届いた。
「何があったかわからんけど、私で良かったら聞くよ」
涼也「自分でメアド教えておきながら、まさか本当にくれるとは!」
たまき「だって、涼也のこと大好きになってたし」
涼也「俺もたまきのこと大好きになってたから、○リーはやめても切れたくなかった」
そうしてネットの嫌な住人の事を打ち明けて、それからはさらにメールのやり取りが頻繁になった。
内容も更に濃いものになっていった。
話し出すと二人には共通点が多く、話が合うのもなるほどとうなづけることばかりだった。
読んでいる本が同じ。好きな作家、好きなお笑い、好きな映画・・・
ジェネレーションギャップが逆に話を盛り上げた。
解らないことを教えあうことで、話がどんどん広がったのだ。
朝起きてから夜寝るまで、二人の会話は途切れることなく毎日続いた。