風になる
ディープ リョウに訊かれて姫は考える。
「自分でもわからないの」
本当に昨日の感情をうまく説明することは難しかったのだ。
「でも、訊いてくれてうれしいよ。リョウが私のこと少しは気にしてくれてるんだなって思え
て・・」
「そりゃ気にするさ。俺のせいで姫を泣かせたと思って…お客を…」
そこまで聞いて姫はリョウの唇を人差し指で押さえて
「黙って。最後までこのまま躍らせて。ありがとう、リョウ・・」
リョウが、お客を泣かせるなんてプロじゃない…と言おうとしてるのは判っていた。
しかし、今はこのひとときを大事にしたかった。
(もうやばい!爆爆!声出さずに笑うのが難しい。切ない内容を書いてるとは到底思えないニヤニ
ヤ顔やで笑。イカ系のお菓子て!私がいつもいつもいかぶつを食べてるみたいやん)
涼 片手で姫の肩を抱きながらテーブルへ。
ふたたび乾杯。
「姫、今年花火見た?」
「ううん・・見てない」
「見に行こっか!」
「え、花火の季節終わるよ。もう遅いよ。」
「冬花火。冬の夜空に打ち上げる花火」
「わ~。連れて行ってくれるの?」
「うん」
「他にも友達誘うの?」
「いや、二人で」
「でも…どうしよう」
何故か戸惑う姫。
「行こっ!約束!」
小指を差し出すリョウ・・
(またまたアホやし、セリフばっかりやな。こっちはリアルに店の内装やら照明やら実物が浮かん
でるし、勝手にお気に入りの7番ボックスに姫を座らせてるねん爆)
「自分でもわからないの」
本当に昨日の感情をうまく説明することは難しかったのだ。
「でも、訊いてくれてうれしいよ。リョウが私のこと少しは気にしてくれてるんだなって思え
て・・」
「そりゃ気にするさ。俺のせいで姫を泣かせたと思って…お客を…」
そこまで聞いて姫はリョウの唇を人差し指で押さえて
「黙って。最後までこのまま躍らせて。ありがとう、リョウ・・」
リョウが、お客を泣かせるなんてプロじゃない…と言おうとしてるのは判っていた。
しかし、今はこのひとときを大事にしたかった。
(もうやばい!爆爆!声出さずに笑うのが難しい。切ない内容を書いてるとは到底思えないニヤニ
ヤ顔やで笑。イカ系のお菓子て!私がいつもいつもいかぶつを食べてるみたいやん)
涼 片手で姫の肩を抱きながらテーブルへ。
ふたたび乾杯。
「姫、今年花火見た?」
「ううん・・見てない」
「見に行こっか!」
「え、花火の季節終わるよ。もう遅いよ。」
「冬花火。冬の夜空に打ち上げる花火」
「わ~。連れて行ってくれるの?」
「うん」
「他にも友達誘うの?」
「いや、二人で」
「でも…どうしよう」
何故か戸惑う姫。
「行こっ!約束!」
小指を差し出すリョウ・・
(またまたアホやし、セリフばっかりやな。こっちはリアルに店の内装やら照明やら実物が浮かん
でるし、勝手にお気に入りの7番ボックスに姫を座らせてるねん爆)