それでも私は『   』ます。

コンコン

「リアン様、イズルです。失礼します。」

「おはようイズル。」

「おはようございます。」

「リアン様、朝食を食べ終わったら国王が来るようにとのことです。」

「分ったわ。イズル、着替えの準備をお願い。」

「はい、もちろんです。イズキ選手交代。」




コンコン

「お父様?リアンです。」

「おはようリアン。朝からすまないな。。」

「いえ、大丈夫です。それで、何でしょうか?」

「ルーカス・・・ナイトリア国王一家が昼前に到着するようだ。」

「早いですね。」

パーティーは夕方からなのに・・・

「ルーカスは私の旧友なんだよ。」

「えっ!お父様の!!」

「あぁ、それで息子のいわゆる王子がお前と同い年でな。着いたら、いろいろと話してみるといい。」

「はい、楽しみにしておきます。」

「王妃のイレーヌ様は、サーラと良く気が合いそうだからサーラにも教えてきてくれ。」

「お母様とも?」

「あぁ、きっと合うさ。」

「分ったわ。きっと喜ぶわね。」






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