それでも私は『 』ます。
ダイヤがスカイとリアンについて知りたいと本気で望みだしたその頃、リアンはパーティーを満喫していた
「お母様、イレーヌ様、こっちです‼」
リアンは王妃2人をケーキのおいてある机まで急かすように連れて行く
「リアン、急がなくてもケーキは逃げないわ」
「でも、食べられたら無くなってしまいます!」
「そんなにすぐには無くなら無いわよ。」
「でも!」
「ごめんなさいね、イレーヌさん。」
「いいわよ別に、娘ができたみたいでうれしいわ。」
イレーヌがくすくすと笑う
「そう言ってくれると嬉しいわ。」
「いずれは、本当の娘になるのかもしれないし。」
「そうなるといいわね。あの子もダイヤ君になら任せられそうだし。」
「えぇ、任せて頂戴!」
王妃2人は満面の笑みだ
会話をしている間にも机に着いた
「これです!食べてみてください‼」
目を輝かせながら、2人にお皿とフォークを渡す
「まぁ、綺麗なケーキね」
「おいしそう♡」
コメントをしながら、一口食べる
『‼・・・おいしい‼』
「リアンちゃん、とてもおいしいわね。」
「リアン、いったいこんなおいしいケーキをつくるパティシエをどこで見つけたの!?」
「以前、城下で見つけたんです。とても、おいしいでしょう?」
「えぇ、とてもおいいしいわ!」
「それは、良かったです。お父様に呼んでいただいて正解でした。」
「他のケーキも食べたいわ。リアン、オススメはある?」
「あっ、私も!」
「えーと、これとそれと・・・あと、あのケーキです!」