レンタル彼氏を使ってみました(仮)
〜ご奉仕〜
風呂上り、ベットでうつ伏せになり、最新号のファッション雑誌をペラペラとめくっていた。
「脱いで」
すると、唐突にかかる声。
もちろん、この部屋には私と彼しかいない。
「はぁ?何言ってるの」
「上だけでいいから」
ガバッ手で身体を隠すように覆った。
「ねぇ、また変なこと考えてない?」
「ない!」
「怪しい……」
「俺、信用されてないのな……」
彼はため息を漏らした。
昨日あんなことしといて、そう考えない方がおかしいでしょ。
「本当に本当に変なことしない?」
「しない」