レンタル彼氏を使ってみました(仮)
「グスン……さみしかった……」
え?
なにこれ……
あんな態度とってたのに、意外と寂しがり屋なの?
一人になっちゃうとダメなタイプ?
「ご…めんね……」
なんだか私が悪者みたいでとりあえず謝った。
空いてる手の方で頭をなでなでする。
「お腹すいた……」
胸がキュン!ってなって、母性本能をくすぐられる。
飢えた子犬みたいですごく可愛い。
「今から作るから待ってて」
すぐさま私はキッチンへと足を運んだ。