双子の妹
そのまま


うずくまっていると、


頭上から声がした。


明るく、凛とした、


でも、落ち着くような、優しい声。


この時、初めて俺は


安心できた。そうして


見上げてみる。すると、女の子が



俺と同い年くらいだろうか。


『どうしたの?』って


声をかけてきた。


そして、迷子になったことを


正直に伝えると、、、。
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