双子の妹
そんな気持ちを隠すために


わたしは、お弁当をひらく。


今日は、私の大好物。


エビフライがはいっている。


だから、ニヤニヤしてしまう。


その瞬間私の弁当箱へ


箸がのびてきた。


そのまま、エビフライを掴んで


口の中へ頬張る


種村くん。



わたしは、大好物を取られたことに


少しショックを受け


落ち込んでいた。


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