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翔琉くん…
"大好きだよ"
いつもあたしの支えだった
優しさを与えてくれてた
そんな彼にあたしは何かできたのかな
いつもしてもらってばっかりで
あたしは何かしてあげることができたのかな
「〜〜〜〜〜っ翔琉くん！」
ダメだよ伝えなきゃ、ちゃんと
「あたし……好きだった！
ちゃんと……好きだったから！
こんなあたしを好きになってくれてありがとう！！」
涙でぐちゃぐちゃの顔で
誰から見てもきっとみっともないだろう
でも、そんなことどうでもいい
「まひる！！」
……！！！
「いつでも待ってるからな！！
お前が彼女で幸せだった！ありがとな！」
彼の泣き顔を見たのはこれが最初で最後だった
迷いのない屈託の無い笑顔で
本当に、ありがとう
