change
「それ、いつからやるの?」
「今日から!」
辛いなんて言ってられない
陸人くん、いい人見つけてね
─────────────────
「まひる、ちょっといいか?」
…………きた。
気まずくなってしまったはずなのに
陸人くんはあたしのところへ来てくれる。
でも…………バイバイ
「うん」
一言返事して空き教室へ向かった。
「まひる、俺さお前のこと諦めねえから」
──ドクン、ドクン
心臓が、うるさい。
「お前がなんていおうと諦めねえから」
それはまるであたしがこれからいうことを
すべてお見通しのようにまっすぐな瞳で言ったんだ
だから目を、そらした。
「そーいうのあたし嫌いなの。」
陸人くんの顔が一気にこわばった。
「まひる……?」