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「いたっ...!!」
髪の毛を荒々しく掴んでむしるように引っ張る
「翔琉くんはねぇみんなのものなの!!」
「あんたなんかブスのクセに!!」
「つりあってねーんだよ!!」
口々に罵声を浴びせられて心はズタズタ
泣きたくないのに、負けたくないのに。
「ッ」
リーダーっぽい女の子があたしのほっぺを引っ張った
「…何睨んでんだよ、この状況がまだわかんない?」
勝手に震える体が悔しい
あの日の記憶が蘇る
「…………」
「何にも言わないってことは体に教えろってことかな?」
やだ...やだやだやだ...!
助けて..................!!