隣のマネージャーさん。~番外編~


で、結局衣装は家庭科部中心に女子が担当して、内装と外装は美術部を中心に男子がやることになった。

出す料理や飲み物は、先生と実行委員が考えてくれるらしい。

本当に、決めるべきことは全て決まってこの授業は終わった。

全く無駄のない1時間だったな……


「次の時間からは、必要な物の買い出しとか
ら始めたいと思いまーす。」

実行委員の言葉にそれぞれ返事をすると、解散となった。


「すごく早く決まったね!!」

まさか本当に『お化け喫茶』になるとは思わなかった、と言う結愛に、俺も頷いた。

「決まるの早かったな、驚いた。」
「あたしもー!!すごかったね。」

そんな会話をしながら部活に向かう。

ちなみに、俺と結愛は付き合いはじめてそろそろ1ヶ月半くらい経つのか?

これといった進展はあまりないものの、相変わらず俺の隣を歩く結愛に、自然と頬が緩む。



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