隣のマネージャーさん。~番外編~
和彦くんと3人①
『ねえねえ、確か……何とかカズとかいう名前だったよね?』
ほとんど、俺の名前を覚えてなかった。
『背、高いわねー!!あなたもずっとバスケしてきたの?』
こんな俺に、何て楽しそうに笑って話をするんだろう。
『 この2人と、これからの後輩達のためにも、俺達がバスケ部を変えていこう。』
コイツになら、ついていこうとはじめて思った。
「おーい、カズくーん!!」
「……うるさい、拓真。」
「あはは、きよ今日も絶好調じゃん、カズ。」
「もう、いいから部活行くわよ!!」
俺は、このバスケ部が、コイツ等が。
本当に、大切で、大好きだ。
= 和彦くんと3人 =