ファインダー越しの恋
3年生になって、教務から突然呼び出された。

「石塚くん。君は非常に成績がいいね」

「ありがとうございます」

「東京工業大学の推薦試験を受けてみる気はないかね」

「東京工業大学・・・
 推薦していただけるんですか!」


俺にとっては、夢のような話しだった。
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