浅葱色の空を飛ぶ**
「お母さん、お父さん!私ね、16歳になったよ!」


小さなお墓の前で手を合わせながら話す少女、皐月メイ。


メ「お母さんたちがいなくなってから…ちょうど4年経つね…

なかなかお墓参りに来れなくてごめんね!

この神社、お山の上にあって遠いから…


一ヶ月前、自転車買ったからこれからは頑張っていっぱいくるね!

じゃあ、もう暗くなるしまたね!」


そう言って、メイは自転車にまたがって片道5キロの山路を下り始めた。



そして、1ページ前の状況になったのだ。





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