闇に響く籠の歌
幕間
『ね、また出たんだって? それも今回はどこかの高校の教師だっていうじゃない』
『それ、あたしの学校』
『ホント? 凄い~』
『ね、どんな先生だったの?』
『いけずな先生。授業開始のチャイム待ち構えて入ってくるようなヤツ』
『うわ、最悪! じゃあ、遅刻扱いされた子、多いんじゃない?』
『多いわよ。あの先生に当たったら、まず覚悟しとかないとっていうくらいのレベル』
『じゃあ、そんなヤツなら死んでもよかったよね』
『うん。みんなホッとしてるよ。これで単位も安心だって』
『そりゃ、そうだわ。やっぱ、あたしたちに単位って必要なもんだしね』
『だよね~ そこまでしがみつかなくてもって思うけどさ。やっぱり、親とか気にするじゃん』
『そうそう。普通でいいっていいながら、いい成績取ったらにんまりしてるよね』
『で、やっぱり、夕べも聞こえたのかな?』
『何が?』
『ほら、例の歌よ』
『あ、かごめね。どうだったんだろう?』
『聞こえたって話だよ』
『あれ? お初だよね』
『うん。ちょっと読み専してたけど、面白そうな話してたからさ』
『そうなんだ。遠慮せずに入ってくればいいのに』
『う~ん。そうなんだけどさ。やっぱり、入るタイミングってあるだろう?』
『かもね。でも、こうやって入ってくれたんだし、これからは遠慮なしで』
『OK。で、君たちってかごめの歌に興味あるんだ』
『あるよ。だって、面白いじゃない』
『かもしれないね。じゃ、また何かあったら教えてあげるね』
『それ、あたしの学校』
『ホント? 凄い~』
『ね、どんな先生だったの?』
『いけずな先生。授業開始のチャイム待ち構えて入ってくるようなヤツ』
『うわ、最悪! じゃあ、遅刻扱いされた子、多いんじゃない?』
『多いわよ。あの先生に当たったら、まず覚悟しとかないとっていうくらいのレベル』
『じゃあ、そんなヤツなら死んでもよかったよね』
『うん。みんなホッとしてるよ。これで単位も安心だって』
『そりゃ、そうだわ。やっぱ、あたしたちに単位って必要なもんだしね』
『だよね~ そこまでしがみつかなくてもって思うけどさ。やっぱり、親とか気にするじゃん』
『そうそう。普通でいいっていいながら、いい成績取ったらにんまりしてるよね』
『で、やっぱり、夕べも聞こえたのかな?』
『何が?』
『ほら、例の歌よ』
『あ、かごめね。どうだったんだろう?』
『聞こえたって話だよ』
『あれ? お初だよね』
『うん。ちょっと読み専してたけど、面白そうな話してたからさ』
『そうなんだ。遠慮せずに入ってくればいいのに』
『う~ん。そうなんだけどさ。やっぱり、入るタイミングってあるだろう?』
『かもね。でも、こうやって入ってくれたんだし、これからは遠慮なしで』
『OK。で、君たちってかごめの歌に興味あるんだ』
『あるよ。だって、面白いじゃない』
『かもしれないね。じゃ、また何かあったら教えてあげるね』