ヤクザは嫌い、です。




「優斗どうしたの、その怪我…」



え?




「ほら。」





そう言って朱莉はそばにあった鏡を俺に見せた。




「あ…」




見ると、頬にかすり傷があった。




きっと…相手が殴りかかってきた時にかすめたんだな…よけれたと思ったのに…




俺もまだまだだな。





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