ヤクザは嫌い、です。
「い、いや…そうじゃねぇよ!」
ダメなのは、そうやって俺を煽るような仕草をすることであって…!!
「…。何でもいいから早く教えて。さっきの問題はといたから。」
「…はいはい。」
淡々と喋る朱莉。
…意識してるのは俺だけ…だよなぁ〜…
☆★☆★☆★☆
そして。
…はぁ〜。今日はいよいよテスト最終日だ。
しかも1限目から数学がある…。
……
うん。少し勉強しておこう…。
そう思って教科書を開いて勉強していると…
「朱莉頑張るねぇ〜。」
こんなのんきに言うのは私の隣にいる紗理奈だ。