ヤクザは嫌い、です。
*3*
迷惑ばかり
〜〜〜朱莉side
…んん…
ここは…?
意識がボーっとしながらも重いまぶたを開けると、いつもの朝と同じ光景が広がっていた。
つまり、私は今優斗の部屋で寝ているということだ。
…あれ…?ちょっと待って。
私…水族館からの記憶が無いけど…一体いつ帰ってきたんだろ…どうやって帰ってきたかも何も覚えてないけどーーーー
…?!
そこまで考えて、ハッと思い出した私は布団からガバッと勢いよく起き上がーーーーろうとしたが、
「あれ…?」
体が…だるい…
…どうして…?