ヤクザは嫌い、です。
「とりあえず、朱莉は今日は寝てろ!俺は1限あるからもう出るけど…無理するなよ!分かったな?絶対だぞ!」
…はぁ…。
そう言いたいことだけまくし立てて、優斗は部屋を出て行った。
はぁ〜…なんなの一体…
…とりあえず、一体起きよう。
そう思って、もう一度体を起こすと
ひらっ
「?」
なに?
なんか頭の方から落ちたような…
不思議に思って手で探ってみると…あ、あった。これ…冷却シート?
でも全然冷たくない…生温くて気持ち悪い…
…ってことは、昨日から貼ってあったってこと?