ヤクザは嫌い、です。
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そしてひと段落して、朱莉の様子を見に行くと…
「…寝てねぇのかよ!」
片付けも(効率悪いから)やけに時間かかったし、もう寝てるのかと思いきや
朱莉は普通に起きていた。
「いや…眠くなってきたんだけど、あのイルカのぬいぐるみがどうしたのか気になって。」
「突然だな…。」
イルカのぬいぐるみ…って昨日のか。
まぁ…朱莉あれ気に入ってたけど。
「…まさか、あの後返しちゃったとかないよね?…いや、もしかして捨てちゃったり…」
「ねーよ!ちゃんと持ってきたから!ほら!」
そう言って俺は押し入れからぬいぐるみを出して朱莉に渡した。
…なんて疑り深いやつだ…!