ヤクザは嫌い、です。



と、思えば…



☆★☆★☆★☆



「私どこで寝ればいいの⁈」




風呂上がりの朱莉が大声を上げる。



まぁ…予想済みだけど。


こいつの荷物の中に布団とか入って無かったし。


「んなこと言われても…俺のベットで寝ればいいじゃねーか。」



「え…無理。」



ことごとく切り捨てられた。



「じゃあ…どこで寝るつもりなんだよ。」



「床」


床って…それは俺でいいだろ!



「てゆーか、同じ部屋で寝る時点で無理。」


って言っても…




「いや、それは無理だから。部屋一部屋しかねーし。」



「…それはそうだけど。」






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