ヤクザは嫌い、です。
と、思えば…
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「私どこで寝ればいいの⁈」
風呂上がりの朱莉が大声を上げる。
まぁ…予想済みだけど。
こいつの荷物の中に布団とか入って無かったし。
「んなこと言われても…俺のベットで寝ればいいじゃねーか。」
「え…無理。」
ことごとく切り捨てられた。
「じゃあ…どこで寝るつもりなんだよ。」
「床」
床って…それは俺でいいだろ!
「てゆーか、同じ部屋で寝る時点で無理。」
って言っても…
「いや、それは無理だから。部屋一部屋しかねーし。」
「…それはそうだけど。」