黒瀬くんの恋模様。





「誤解を解きたいの。あのときハル先輩は別れたかったわけじゃないってふみちゃんに教えてあげたいの。」



私は真剣な表情の二人に真剣に話した。




「彼女は本当に誤解してるのかしら?」




「「「え???」」」




麗子サンの言葉に3人の声が重なった。



誤解してないってどういうこと?




「それより先に何か頼みましょうよ」




手元を見てみると最初に運ばれてきた水しかなかった。



そこで麗子サンはアイスコーヒーを、早坂くんとハル先輩はコーラを、私はオレンジジュースを頼んだ。




「さて、その子の話だけど」




隣でハル先輩が息を飲んだのが分かった



ハル先輩の緊張が伝わって私まで緊張してくる。




今まで思ってきた現状とは違うかもしれないって、結構衝撃的だよね















< 105 / 174 >

この作品をシェア

pagetop