武士 × JK = "時空恋愛"
「私も...土方さんの事が好きです..!
誰よりも大好きです..っ!」
......っ!
土方さんの大きな体に私はすっぽりと包まれた
私の事を気遣ってくれているのか
私を抱き締める腕の力はあまり強くない
こんなとこにまで優しさを持ちよる彼が
私はどうしようもなく愛おしく思えた
「...これから何が起こるかわからない。
俺が突然元の時代に戻ってしまうかもしれない。
それでも...側に居てくれるか?」
「はい..!何があっても離れません..。」
私たちの恋愛には保障がない
ずっと一緒にいれる保障
ずっと笑いあえる保障
いつかは離れ離れになってしまうかもしれない
だけど、私は土方さんを好きになって
人を好きになる事がこんなにも嬉しい事だと
知ることができた
この人を好きになって良かった
「...へっくしょいっっ!」
「お前...本当に色気ないな...。」
「すっ..すみません..っ!」