今日も今日とて限りとて
僕はいつもと同じ、歌を唄おうと屋上に来たら

君がいたんだ。

僕の好きな君が。

いつも明るく笑っている君、そんな君が泣いていたんだ。いつもの笑顔はなく、ポロポロ涙を
流していた。

君に声をかけようかと思ったけど、やめた。

ただ、勇気がなかった。





< 142 / 295 >

この作品をシェア

pagetop