今日も今日とて限りとて
「まぁ、誰でもいいけど。」


私が何も答えないでいるとそう彼女は言った。

彼女は私の方なんて見ていなかった。

扉のところからすぐ左に曲がり、彼女は手すりのところまで歩く。

何をする気だろう………。






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