今日も今日とて限りとて
「思い立ったが吉日。おれの座右の銘ね。だから、連れ出しちゃった。ごめんね?」
「うん、全然いいよ。」
「それで、その、もうわかってるかもしれないけど、」

ごめん全然わからない。
そんなことを思いながら彼を見つめる。
耳が真っ赤。そして相変わらず童顔だなぁ。
なんて呑気に考える。

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