恋音
ぼーっとしていたあたし。

サイアクなことに誰かとぶつかった。

「っ~!ってぇなっ!」

真人先輩だった。

「ぁ…、ぇと…ごめんなさい…」

「ぇっ!?あ、さやかちゃん♪」

「えっ??」

「さっきウインクしたの気づいてくれた?」

「ぇ…。まぁ…」


ってやっぱあたしにやってたの??


「ぇーっとさ。さやかちゃんって、彼氏いたりする?」

「えと…。そのぉ…」

「いる?いないでしょ♪さやかちゃんモテんのにね☆」

「はぁ…?」


なんか、予想と雰囲気が違うっ!!

話しやすい…かな?

いい人そうだし。
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